プロトーナメント出場を懸けたテストラウンド初日。 その大事な日に、父親の形見のクラブが7番アイアン1本を残し盗まれてしまった野宮花。 花は、何とか1番ホールをパーで切り抜けるが、ここからリコたちの執拗ないやがらせが始まる。 2番ホール、花がティーショットを打つ瞬間に百合子はクシャミをして手元を狂わせる。さらにリコは林の中に消えた花の球を踏みつけ、地面にめり込ませる。ペースを崩した花は、結局ハーフを終えて50も叩いてしまう。 そして後半ラウンド、さらに追い討ちをかけるように、醍醐が合計スコアが90以上だったらその場で失格、というルールを突然加える。 花は絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか?