ある晩、成瀬家に同僚の油井が訪ねてくる。 油井は成瀬の離婚の相談にも乗ってくれた頼もしい友人で、近頃元気のない成瀬を心配して来てくれたのだった。 再婚の話題まで聞いてくる油井に、成瀬はつい好きな人がいると打ち明けてしまう。 一方、大学の飲み会に出ていた阿澄だったが、どうしても成瀬のことが諦めきれずに飲み会から抜け出していた。 阿澄が夜中に成瀬家を訪れると、現れたのは成瀬ではなく油井で…? 俺は成瀬さんの力になりたいって思ってる…そう決めた。