無事に仲直りした二人。阿澄がいることで成瀬も少しずつ心に余裕が生まれ、親子にとって阿澄が大切な存在になり始めていた。 しかしそんな中で、突然壱佳が家からいなくなってしまう。 夜の街中でひとりで壱佳を探すうちに、離婚した妻との険悪なやりとりを思い出してしまう成瀬。 成瀬が「ひとりで守っていくって決めたのに…」と苦しむ一方で、阿澄もまた壱佳のことを心配して探していて… 大好きな人を助けたい気持ちは、俺も同じだから。