朝、キッチンから聞こえるトントンという包丁の音で目覚めた良太(柄本時生)。キッチンを見ると彼シャツ姿のセクシーな春菜(内田理央)が…と思ったら、ヤクザの柳刃組長(生瀬勝久)だった。がっかりする良太に柳刃はメモを渡し、送り出す。メモには買い物の指示が書かれていたが、最後の「大蒜」が良太には読めない… 友人たちは良太の家へ行きたいと言うが、柳刃たちが家にいることを知られたくない良太は頑なに拒否する。その様子を見て、ますます春菜たちは怪しむ。 帰り道に、柳刃のメモ通り、スーパーに寄る良太。「大蒜」が未だに読めず、ふらふらしていると偶然春菜に出くわす。良太が持つメモを無理やり奪い、男の書いた文字であるのを見て、BL好きの春菜は、あらぬ想像を始める。 春菜を振り切って帰宅した良太は、部屋の中に巨大な冷蔵庫があるのを見て驚く。さらに、神棚まで設置されていて唖然とするが… 良太が買ってきたのは、ヤゲン軟骨に、キャベツ、ニラ、そして「大蒜」など。それらを満足そうに眺める柳刃。早速、調理に入るが、今回は良太にも手伝いをさせる。厳しい指導にびくつく良太は、「柳刃さんはいいヤクザなんですよね?」と思わず尋ねるが、柳刃に「いいヤクザなんているわけないだろうが」と一喝される。 そんな噛みあわない2人が協力して作った絶品中華料理の“侠飯”とは!?