日仏経済会議のために来日し、「ベル・エキプ」で夕食をとった仏代表が、帰国後しずか(山口智子)の料理をパリの有名レストランで絶賛。それがきっかけで、しずかに引き抜き話が持ち上がった。この夜、そのレストランでの面接が予定されている。
千石(松本幸四郎)は「料理人にとって最大の名誉」と引き抜き話を歓迎している様子。単純に驚く禄郎(筒井道隆)。「なんか話がうま過ぎる気がして・・・・・・」と、しずか自身は突然の話にいぶかっている。
話が伝わるのは早い。「しずかに辞められたら店はピンチ」だと言う梶原(小野武彦)にあおられた従業員らは、さまざまなしずか引き止め工作を始める。カラーヒヨコで頭がいっぱいな範朝(西村雅彦)も「うちにいれば、毎週、ただで東京ドームの試合が見られるぞ」と、それなりの引き止め工作を、政子(鈴木京香)もしずかを迎えにきた男を酔いつぶそうとする。しかし、千石の姿は見えない。
しずかは、従業員の仕掛けた作戦を見破り面接に出掛けて行った。しずかの出した結論は?