正式に陰陽師になったタケルは、アツナガとともに式神を使った模擬戦や晴明の課す特訓に励む。鍛錬でも実力を示すタケルを見て、元々アツナガとペアを組んでいたユラは苛立ちを募らせていた。ほどなくして、初めて電祇(でんじ)平安京にやってきたときと同じ日を迎えたタケル。過去の実体験をもとにこれから起こることを予測し、ツキミヤを守る方法を考えていると、ユラが現れタケルにタイマン勝負を持ち掛ける――。