おいち(葵わかな)の父・松庵(玉木宏)が自分の母を見殺しにしたと十斗(葉山奨之)が言い、おいちは衝撃を受ける。おうた(財前直見)は、はやり病のさなか、荒物屋の夫婦と大名の姫の両方を松庵が治療していたのだが、十斗の母親である荒物屋の妻が急変し亡くなったと説明する。そして、十斗を呼び、松庵が真相を語り始める。十斗の母親は妊娠していた。しかし病の身の上に、早産が重なり、母子ともに亡くなったのだと言った。