2008年、経済連携協定(EPA)に基づいて介護福祉士候補生として日本にやってきたインドネシア人のロフマンさん。来日4年目に介護士の国家資格を取得し、延べ13年、お年寄りと向き合った。国は、団塊の世代が75歳以上となる2025年度に約32万人の介護人材が不足すると試算。少子高齢化は予想以上の速さで進む。ロフマンさんは売り手市場となっている日本の介護現場に、あるビジネスを見出す———。