1年前に発生した大塚資産家殺人事件の被告に無罪判決が下った。警察が立件して無罪になる確率は0.1%。つまり警察の大失態であった。当時、事件を担当していた刑事・大邊誠 (小手伸也) はすでに別の案件を追っていた。それが、立て続けに毒ガス騒ぎ爆弾騒ぎを起こし世間を騒がせていたエンジェル伊藤と名乗る愉快犯だ。その捕り物の最中に、大邊は奇妙な男に拘束されてしまう。その男は「警視庁から来ました儀藤堅忍 (田中圭) です。」と名乗った。儀藤は、警視庁内で死神と呼ばれる、再捜査専門の刑事だった。大邊は儀藤に反発するが、次第に、その型破りな捜査に魅了されていき…。