大杉は自身がきっかけとなって引き起こした苦い経験から、捜査一課の刑事を辞めて私立探偵として探偵事務所を開いていたが、探偵業が軌道に乗る事は無く、妻の恵子からも離婚届を突き付けられてしまい、事務所で1人寂しく暮らしていた。ところがそんなある日、大杉探偵事務所を2人連れの依頼人が訪れる。一度は追い返そうとした大杉だったが、話を聞く事にすると、1人は日本を代表する大物女優の白石百合で、もう1人は彼女の所属する芸能事務所の社長兼マネージャの植田かなえだった。かなえによると、百合は殺害予告を受けており、実際にここ数日は不可解なトラブルが周囲で増えていると言う。そこでかなえは、大杉に百合のボディーガードを依頼し、大杉も百合の美貌と高額な成功報酬に惹かれ、快諾する。大杉は、表面上は百合の新しい付き人として共に行動し、百合の現場へと赴く。依頼を受けてから最初の現場では、芸能界と言う慣れない世界に戸惑いながらも、百合の楽屋に忍び込んでいた熱狂的なファンを懲らしめる事に成功するが、その直後にスタジオから爆発音が聞こえ、駆け付けてみると百合の持つはずだった小道具が寸前で爆発したと言う。更に、その現場からの帰りに大杉の車で移動していると、明らかに後をつけて来ている車があり、何とか振り切ったものの、相手はプロだと言う事が分かり、鳴宮の協力を得て犯人が奥井組の三屋だと言う事も分かる。その後、百合に大きな仕事が舞い込み、その功績によって百合が映画祭にノミネートされ、その式典に出席する事になったが、かなえや大杉は危険だとして百合を止める。それでも、
Set six months after Kuraki Naotake pursuing the mystery of his wife's death. Now, he works in the Public Security Bureau, where they start to investigate two large-scale terrorist incidents occurred simultaneously, in which skyscraper was blown up and the embassy of the Republic of Penam was attacked.