菌が見えなくなってしまった沢木に焦り、理由を問いつめる長谷川。長谷川は沢木を道具のように扱ってしまった自分に苛立ちを感じ、ひとり研究室を後にする。沢木は、必要とされているのは自分ではなく、菌が見える能力だけなのではないかと、蛍に悩みを打ち明ける。