オーシャンカップの予選をくり上がりの18位で何とか通過し、準優勝戦に進んだ波多野憲二。その頃、新ペラを憲二に渡した和久井は、あのペラだけではもう勝てないと思いつめていた。しかし、和久井の作ってくれたペラを信じた憲二は、ペラの調整だけで準優に挑む。準優第12レース、2着争いを潮崎と演じ勝ち抜けた憲二。そのレースのスタートでドカ遅れの蒲生を見ていた榎木は「蒲生さん、やはり」とつぶやき…