いよいよSGレース、全日本選手権がはじまる。選手控え室には錚々たるメンバー、そしてその中には前のG1レースで戦っていた洞口武雄の姿もあった。初日第1レース、アクシデントのおかげで憲二は何とか2着になれた。その頃複勝率の低いモーターをひいてしまった榎木は黙々と整備を続けていた。その様子を見ていた憲二に古池は多ければ一日に5回はモーターを開けると話す。そして洞口、榎木、潮崎らが出走する初日最終となるドリームレースが始まった。序盤は洞口が大きくリードしていたが、榎木が追い上げてくる。そしてレースは3周目に入り…。