女子リーグでもなかなか勝つことが出来ずに悩み、レーサーを辞めようかとも考えていた小林瑞木。フライング休みで碧南訓練所にスタート訓練に向かう彼女の後ろから声をかけたのは憲二だった。憲二も唐津でのフライングでスタート訓練の為に碧南に来たのだ。さらに同期の河野も一緒になった。規定の訓練はすぐに終わり、それならターンの練習をはじめようと考えた憲二と河野は小林にも一緒にやろうと誘う。まだ実戦でモンキーを使ったことの無い小林だったが、この碧南での練習で何かが変わってゆくのを感じていた。そして宮島での女子リーグが斡旋されて…。