やまとを卒業して1年あまりが過ぎ、B1級に昇格した波多野憲二に唐津競艇場でのレースへの斡旋がきた。唐津は同期の青島優子がホームにしているところだ。1年ぶりの再会に、いいところを見せようとする憲二だったが、なんと1走目でフライングを犯してしまう。「まだ1回目だし」と優子に言った憲二だったが、このフライングが憲二のスタート感覚を狂わせ、その後のレースでは慎重なスタートしかできなくなってしまう。