東大卒の外資系証券会社勤務の富生(草なぎ剛)は、恋人・梢(木村文乃)との結婚を控え充実した日々を送っていた。そんな中、工場を経営する富生の父・孝夫(志賀廣太郎)が多額の借金を残して失踪。闇金業者にも手を出していたため、富生の貯金や保険を使っても返し切れない。富生ら家族は、次第に追い詰められていく。