人気ウェブ漫画家のミヌは原因不明の頭痛とスランプに悩んでいた。連載を始めたばかりの新作「12月8日」は、偶然見つけた2003年のカレンダーをきっかけに描き始めるのだが、実はミヌにはこの当時の記憶の一部が欠けていた。執筆が行き詰まる中、状況を打開すべく記憶を取り戻そうとするミヌ。ある日インターネット上に「続きを知っている」という書き込みを見つけたミヌは、書き込み主である“火の戦士”の居場所を突き止める。