「星霜山岳会」を調べていた十係の須崎(小木茂光)が何者かに刺された。根来(小西真奈美)から、須崎は刺される前に佐伯(佐野史郎)に事情聴取を行っていたと聞かされ動揺する合田(上川隆也)。その夜、警察の面子にかけても佐伯に任意同行をかけるという合田に対し、あくまで特捜部の贈賄事件の容疑で佐伯を立件したいという加納(石黒賢)は激しく衝突する。
捜査本部では、森(袴田吉彦)が山小屋から見つけてきた過去の登山記録から、殺害された松井(矢島健一)と林原(小日向文世)、佐伯(佐野史郎)たちが頻繁に山に登っていたことを掴む。徐々に明らかになる20年前の関係に色めきだつ捜査本部。そんな中で、水沢(高良健吾)からの脅迫に業を煮やした林原は、ある行動に出る…。