「火事が起きた日のその時間、遥人さまは私と一緒に仕事をしていました」――半年前の火事と遥人(上杉柊平)は無関係だと主張する千秋(桜井日奈子)。そんなはずはない……密子(福原遥)は千秋のアリバイを訂正しようとするが、会長・五十鈴(小柳ルミ子)に「この件はここまでにします」と話を打ち切られ、結局、火事の真相を暴けないまま……。 夏(松雪泰子)の社長選までわずか1週間。九条家に対抗する次の手立てを考える密子たちは、亡き姉・鞠子のノートパソコンに保存されていた隠しファイルのパスワードを解くことに成功。ファイルの中には、会社のお金の不正な出入りを示すようなメモ書きが残されていた。「もしかしたら、裏帳簿かもしれません」と密子。鞠子は何らかの方法で不正の証拠を見つけて保存していたのだ。メモの裏付けが取れれば九条家を糾弾できるかもしれない……密子は「これが最後のチャンスです」と裏付け捜査に動き出す! 一方、遥人のピンチを救った千秋は、美樹(渡辺真起子)の信用を得て、“お使い”を頼まれる。「遥人がお世話になっている方に、お礼をしたくて」と言う美樹から菓子入りの紙袋を渡された千秋は、遥人の役に立てるなら……と喜んでお使いを引き受けるが、菓子箱の中には札束が入っていて――。 九条開発に贈賄疑惑!?運命の社長選まで残り1週間……密子は九条開発の不正を暴けるか!?