6年ぶりに能登に帰ってきた徹(大泉洋)を、希(土屋太鳳)たちは素直に受け入れることができない。翌日、輪島市役所に職員募集の願書を取りに行った希は圭太(山崎賢人)と鉢合わせ、夢について語り合う。父の失敗で、夢を持つことが怖いと打ち明ける希に圭太は、怖くても忘れられないのが夢だと語る。数日後、祭りで希たちが担ぐキリコを前に圭太は、漆のはげた部分を自分に修復させてほしいと祖父の弥太郎(中村敦夫)に頼む。