ジパングへの使節が処刑されたとの知らせを受け、フビライ・ハーンは2回目のジパング遠征を決意。コガタイも招集された。遠征当日、マルコとオルジェの見送りを受けていると、ワンチュウという男が言いがかりをつけてくる。彼は、モンゴルに征服された南宋の千人隊長だった。一路ジパングを目指す元軍。コガタイとワンチュウは船上で相撲を取り、互いの力を認め合った。ワンチュウは、戦うことへの戸惑いを打ち明けるのだった。