アルメニア地方にさしかかったマルコ・ポーロ一行は、砂漠の旅に備え、ラクダ市に立ち寄った。ラクダは乗りこなすことが難しい動物。慣れないマルコは何度も振り落とされてしまう。そのとき、群衆の中で暴れる白いラクダが目に留まる。ネフドの星と呼ばれるそのラクダは、気性が荒く買い手がつかずにいたが、なぜかマルコには懐くのだった。ネフドに乗り旅を再開させたマルコ。山道で崖崩れが起き、ネフドとともに巻き込まれる。