初めまして、天日学園2年生の天谷春恋です。 今年も桜の季節がやって来ました。新生活の始まりに生徒達は期待に胸を膨らませているようです。 だけどタケちゃ...タケルは女の子のことばっかり見て、 まったく何でこんなにエッチな男の子になっちゃったのかな。 タケルというのは1歳年下の幼馴染で、今年から天日学園に入学しました。 最初は楽しみにしてたのに、再会するや否や私のむ、胸を...ゴホン。 それにしてもタケル、この学園のことちゃんと理解してるのかしら...。
春恋です。幼馴染みの大山タケルが、新1年生として私の学園に入学してきたんだけど、 ちょっとエッチな男の子になってて......ううん、問題はそこじゃないんです。 タケルの部屋の同居人が、彼の婚約者を名乗る櫛八イナホちゃんだったり、 同級生の姫神コダマさんだったり......一つ屋根の下で男女が暮らすなんて、ふ、不純です! だから、私もタケルを監視するために、一緒に同居することにして...... そんな感じの、学園生活の始まりなんだけど――
春恋です。タケちゃ...じゃなくて大山タケルは授業初日の身体測定で覗きをしたり、 部活選びをエッチな理由で考えたり、とにかく目が離せません。 だから私の所属する検警部に誘ったんだけど、本人は悩んでいるようで...。 正義感の強いタケルにはぴったりだと思ったのだけど。 それに、検警部に入ればいつでも...ううん、何でもない。 とりあえずタケルに魔導検警機構――通称『マケンキ』について説明しないとね。 と思った矢先、何やら騒ぎが起きたようで――
春恋です。タケちゃ...タケルは、色々あったけど晴れて『マケンキ』の一員になりました。 メンバーの皆をエッチな目で見ているのには呆れてしまうけど、 持ち前の正義感は健在みたいだし、何とかやっていけるんじゃないかな。 そして、早速『マケンキ』の新入生達を鍛える特訓の始まりです! ...と思いきや、えぇ!?タケルが姫神さんとデート!? そ、そんなこと、絶対に許し...いいえ、姫神さんに何かあったら大変だから、監視します!
春恋です。タケちゃ…タケルには失望しました! 姫神さんとのデートであ、あんなことをして…思えばイナホちゃんともキ…。私、何でこんなにもやもやした気持ちになるのかしら…。いけない、仕事しないと。新入生のタケルとうるちさんは最近多発している校内の暴力事件の調査に向かったんだけど、何か嫌な予感がして…。
春恋です。まったくタケちゃ…タケルったら、自分はマケンを持っていないのに、持っている相手に無謀にも挑んで。そ、それに私にキ…あんなことまで! そういえば、最近イナホちゃんの元気がないようで心配です。タケルに何かを隠しているようで、許婚と自称していることも気になるし、二人の間には何があるのかしら…?
春恋です。タケちゃ…タケルのニブさが原因でイナホちゃんと何かあったようです。タケルも反省したようで無事に解決したみたい。話は変わりますが、VENUSって呼ばれてる女の子たちが夏休みまでの間、マケンキのメンバーと過ごすことになりました。初対面で険悪なムードになり、ある勝負をすることになっちゃって…。
春恋です。学園に留学したVENUSと呼ばれる女の子たちの一人、シリア・大塚さんって子が、タケルに興味があるみたいで…。べ、別にタケルだからってことじゃなくて、不純異性交友はいけないことだと思いますから!って、言ってるそばからVENUSたちがタケルとシリアさんをくっつけようと計画してるですって…!?
春恋です。シリアさんとタケルのデートは結局シリアさんの独りよがりな結果になったみたいで…良かった。そうそう、学園はプール開きの時期です。もちろん男女別々で授業を行う予定だったんだけど、男子たちがエッチなよからぬ理由で反発したみたいで、なんと男女対抗「水上騎馬戦」で決着をつけることになっちゃって…。
春恋です。まったく男子ってどうしてあんなにエッチなのかしら。水上騎馬戦でむ、胸を揉んだり…とにかく、タケルを始めとした男子たちには呆れてしまいます。それはそうと、タケルもようやくマケンを貰ったようです。とりあえずこれで少しは安心出来ると思ってたんだけど、トラブルは尽きず、もういろいろ大変です…。
春恋です。タケちゃ…タケルは何とか追試に合格することができました。その合宿でイナホちゃんがあんなことを言うもんだから…、何だか胸のもやもやが収まりません。マケンキは夏合宿の時期です。だけど今年は財政難で、費用は自己負担になってしまいました。そこで私たちはアルバイトをすることになったんだけど…。
入学式の日、久しぶりに顔を合わせたあなたは、エッチなことばっかり考えてる男の子になっていて、再会は嬉しかったけど、少しがっかりもしてた。あなたの正義感は、あの頃から変わっていないことを知った時、嬉しくて…。なのに私は成長できてないし、またあなたに迷惑を…。だけどね、私はずっとタケちゃんのことを…。
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春恋、イナホ、コダマら3人の美少女たちとの同居生活に、相変わらずラッキースケベなトラブル続きのタケル。それでも魔導検警機構――通称マケンキの一員として、日々楽しい学園生活を送っていた。ところがある日、女生徒のブラジャーが奪われ、校内に貼り出されるという事件が起こる。調査に乗り出すタケルたちだったが、神出鬼没な犯人の姿を捕らえることができない。次々と被害者が増える中、新たな被害ブラを見たタケルは、ある法則性に気が付く。
エレメントを悪用する強盗犯・霜柳まひるを追いつめたアズキと春恋たち。だが一瞬の隙を突かれた春恋は、まひるの能力により、マケン<ムラクモ>と記憶とを奪われてしまう。ところが目を覚ました直後、「あんな恥ずかしい姿を見られたら、もうお嫁に行けません!」とタケルのお嫁さんになる宣言をする春恋。ご飯時にはかいがいしく傍に寄り添い、お背中流しますと一緒にお風呂……と、四六時中タケルにベタベタしっぱなし。想いが募るあまり、行動は次第に過激な方向へエスカレートしていき……。
一緒に遊んであげようと、仲良しの猫モンジを連れ登校したイナホ。しかし、その日の検警部は仕事に追われ大忙し。タケルがつい「猫の手も借りたい」と言うと、不思議なことにモンジがエレメントを発動させ、マケンキ女子メンバーが猫娘になってしまう。猫耳と尻尾を生やしてニャンニャン、うるちが春恋にじゃれれば、楓蘭と穣華はダンボール箱でまったり。さらに“発情期”を迎えたイナホやコダマらは、本能のままにタケルに迫る!
最近、授業中寝てばかりの季美とチャチャ。様子がおかしいと思ったタケルたちが問い詰めると、今度催される天日漫画祭り――通称・てんまんに参加するとのこと。同人誌の即売会やコスプレ大会など、盛りだくさんな内容で、その準備のため寝不足らしい。そんな2人に協力を申し出る春恋たちは、デッサンモデルとしてあられもない姿に……! 皆の協力を得て、本も衣装も完成させた季美たちは、とうとうイベント当日を迎えるのだが……。まんが×コスプレに青春を賭けた2人の少女のひと夏の物語!
知的で美人、スタイル抜群な保健室の先生・二条秋。一見、完璧な彼女の悩みは母親からの執拗なお見合い話。困った秋は、「付き合っている人がいる」とウソをつき、タケルとの2ショット写真を見せる。ところがそれに喜んだ秋の母は、エレメント手錠でタケルと秋を離れられないようにした上、2人を南の島に送り込んでしまった。食事にトイレにお風呂まで一緒!? 憧れの大人の女性との一夜に、タケルの理性は耐えられるのか?
時期統制会を担う後継者を誰にするか――悩んでいた楓蘭と穣華は、マケンキ新メンバーのうるちに白羽の矢を立てる。統制会の一員になれば、憧れの春恋と一緒の時間も増えると思い、楓蘭たちの提案に二つ返事のうるち。しかし、講習会にと連れられた不気味な山寺で、ボンテージ姿の穣華から過激で淫靡な訓練を強いられる。へろへろになりながらも、春恋への妄想を滾らせて乗り切るうるちに、与えられた最後の試練とは……!?
下着の買い出しに出かけたコダマは、とあるショップの店頭にあったテディベアに一目惚れする。ドイツ製のビンテージものということで高価だったが、思わず購入し、家に連れ帰ってルドルと名付けたコダマ。しかし、ルドルは意志を持った、お下劣極まりないテディベアだった! 勝手に動き回っては、ぬいぐるみのフリをして春恋やイナホの胸を揉むルドルに、堪忍袋の緒が切れたコダマはエレメントを発動させるが……?
校内で自分への悪評を耳にし、激しくショックを受けた実。自分の価値を再認識させようと、学園長の座から退き、あろうことか碓健悟を後任に指名する。だが、権力を我が物にした碓は、自分の欲望のままに校則や教育プログラムを次々と改変。登校時はリンボーダンスで校門をくぐらねばならず、授業の内容も官能小説の朗読やキャットファイトといったものばかりに。女子からの非難の声が上がる中、碓の淫欲は留まるところを知らず……。
ある日、ケンカ帰りのアズキは、公園で楓蘭と出くわしてしまう。誤魔化そうと男のフリをするが、優しくワイルドなアズキに、なんと楓蘭が惚れてしまった!? 責任を感じて戸惑うアズキを尻目に、「逆にこれは楓蘭の男嫌いを治すチャンス!」と、張り切る穣華。アズキは男装して“カズキ”となり、フリフリドレスで気合充分な楓蘭とデートすることになったのだが、穣華の考えたデートプランは、接触&密着がコンセプトだった!?
それはまだ、秋や豊華、そして実が学生だった頃。エレメントを悪用し、好き放題に暴れる輩に対するため、学内の治安を守る“統制会”が設立される。その初期メンバーとなった実たちは、マケン鍛冶師として高い腕を持つ耕志玄や、いけ好かないイケメンながら素質はピカイチの古大赤耶をスカウトしようとしていた。そんな中、学園の根幹に関わる重要な情報を盗み出そうとする動きがあり……。いま語られる、マケンキ創設の物語。