昼は会社員、夜は女性用風俗「KIRAMEKI」のセラピストとして働くヤマト(瀬戸利樹)。ヤマトがセラピストになったのは香苗(小島梨里杏)との離婚がきっかけだった。日常の中でのささいなズレから二人の間にはだんだんと溝ができ、気づいた時にはもう修復不可能になっていった。そんな中、ある日初老の男性が「KIRAMEKI」に乗り込んでくる。シアン(池田匡志)を見つけ殴りかかってきた男性は、シアンの客である妻と離婚したと泣きじゃくる。男性が去った後、シアンは龍一(久保田悠来)の一言にイラつき、キツい言葉を吐き捨て、しばらく休むと言って出て行ってしまう。妻を想い悲しむ男性の姿はヤマトの心に影を落とし、元妻・香苗とのことを何度も思い返すように…。そんな中、ヤマトは幼馴染の綾花(武田梨奈)と偶然再会する。