連客の原に連れられ、百々子はホテルのスイートルームへ。カフェにやってきた長谷は、百々子が常連客と一緒にエレベーターへ乗り込んだと聞き、急いで2人の後を追う。スイートルームに飛び込んだ長谷が見たのは、綺麗に咲いた白木蓮の前で原と談笑する百々子の姿だった。百々子は、常連客だと思っていた原がこのホテルの会長で、身分を隠し、ホテルを放浪するのが趣味だということを知る…。