ミヤビ(西田尚美)もミン(一戸奈未)もシズク(木村佳乃)側に回ってしまい、秘書の仲間が、やや情緒不安定のサダ(りょう)だけになってしまい、八方塞がりとなってしまったゴウ(唐沢寿明)は、シズク攻略に狙いを定めた。ゴウはアユム(反町隆史)を連れ、人気の出始めたパンチライン・ミノル(中川家礼二)のあとをつけ始めた。もちろん、向かうはシズクのマンションである。その窓からシズクが顔を出す。驚くアユム。「同棲相手はシズクだったのか・・・・・」二人は時を変え、ミノルだけがいるところに乗り込んで、新製品が売れないのはCMに出ている君のせいだ、と難癖をつけ、ミノルを問い詰めた。「荒瀬シズクのことが聞きたい」ミノルによると、2年前、酔っ払いに殴られ気絶しているところをシズクに助けられ、ボコボコになった醜いミノルの姿にシズクが惚れ込み、同棲していると言う。まるでペットでしかない、と自嘲するミノルだった。