落語家の気楽家雅楽(市川染五郎)は人気も実力も華もあるが上手く噺が作れない。そこで兄弟子の気楽家苦楽(モロ師岡)の作った作品を盗む。それに気付いた苦楽は憤慨するが、もめた際に雅楽に殺害される。雅楽はこの時のために準備したアリバイで古畑から逃げ回るが、雅楽が舞台で見せた不自然な行動から、古畑は遂に証拠を見つける。