最弱で最強の冒険が、今始まる―――!
冷凍弾でレアモンスターの討伐に成功した亮太は、ドロップが2倍になるネックレスを手に入れる。その後、狭いキッチンで窮屈そうに料理をするエミリーの様子を見た亮太は、引っ越しを提案する。 翌日、タケノコを買い取ってもらうために「燕の恩返し」を訪れた亮太は、とある人物に声を掛けられる。
亮太が「燕の恩返し」で休憩をしていると、シクロで一番力があると言われている組織のリーダー・ネプチューンが突然腕相撲の勝負を挑んでくる。なんとか退けるも、そんな亮太をネプチューンは自身のファミリーにスカウトする。 一方その頃、魔法がまったく使えなくなる自然現象・魔力嵐がシクロに近づいてきていて……。
シクロで唯一米をドロップするダンジョン「シリコン」でストライキが発生!地下6階を占拠している一味が、値段を上げなければ米を売らないと主張しているという。亮太は事態の解決に協力を申し出る。 後日、亮太はその様子を見ていたダンジョン長から呼び出しを受け、新ダンジョンの争奪戦に力を貸してほしいと頼まれる。
亮太とエミリーは新ダンジョン「セレン」のゴミ捨て場で、顔色が悪く今にも倒れそうな美女・セレストと出会う。セレストは火炎魔法を使い、1人でゴミ処理を行なっていた。無理をしてでも責務を全うしようとするその姿に、亮太は前世を思い出し手伝うことに。 そんな中、ダンジョン争奪戦が幕を開けるが、相手は妨害工作を仕込んでいた……!
強くて危険なモンスター・ダンジョンマスターが現れた。その影響で「セレン」は立ち入り禁止となり、ゴミの量も膨大になってしまう。頑張りすぎてしまうセレストを心配する亮太は、ダンジョンマスター討伐の状況を確認するために「シクロ本部テント」へ向かう。 しかし、討伐隊の編成やダンジョン立ち入りには面倒なルールがあり……!?
シクロに帰ってきた亮太、エミリー、セレストは、エルザから年に一度の収穫祭に関する相談を持ちかけられる。そんな中、レアドロップがハグレモノ化して街の人々を襲う事件が発生。リョータファミリーで討伐するも、エミリーのハンマーが壊れてしまう。 一方、イヴはおいしいニンジンを求めて亮太を探していて……。
収穫祭が近づき、リョータファミリーはエルザからもらった高値リストを参考にレアモンスターを探していた。翌朝、「ニホニウム」地下5階でステータスアップを図る亮太は、MPの上昇をきっかけに魔法を覚えることを決意する。 その頃「燕の恩返し」では、冒険者の少女・アリスが自分を仲間に入れてくれるパーティーを探していた。
いよいよ収穫祭当日。露店を見てまわる亮太、エミリー、アリスは、経験値を売るという珍しい店を発見する。3人がエミリーのレベルアップをしていると、不意に街の住人の悲鳴が聞こえる。駆けつけると、そこでは檻から逃げ出した魔物が街の人々を襲っていた……!苦戦を強いられる亮太たちだったが、そこへネプチューンファミリーが現れる。