医局長の小田切(渡辺いっけい)が倒れた!進藤(江口洋介)、城島(谷原章介)らの懸命の手当てのかいあって、なんとか一命は取り止めるが、心臓停止から40分、翌日になっても脳波には反応が出ず、小田切は遂に脳死状態となる。愕然となる進藤たちの前に、小田切の妻、三智子(宮田早苗)から小田切が持っていたというドナーカードが提出された。自分のわがままからこうなったことを責め、救命にいることに耐えられなくなった矢部(伊藤英明)は小児科にいくこと決意する。後日、救命に新局長の咲坂(中丸新将)が着任してくる。しかし、神宮(津嘉山正種)の命に従い、営利を第一にする咲坂は、進藤と真っ向対立することに。たまき(松雪泰子)にはシカゴ行きの話しが上がり救命の統率感は次第に失われていった。 しかし、小田切が守り通した救命センターを存続させたい一心の進藤は、医師として人命を救う姿勢を貫くことを神宮や咲坂に宣言するのだった。