「美月どのを指名しに来たぞよ」――。 ある日突然、秋友美月(山本舞香)が働くキャバクラに、同じアパートで1人暮らしをする5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)がやって来る。 美月から連絡を受けた売れない漫画家・狩野進(横山裕)が、慌ててコタローを迎えに来るのだが、翌日になると再び店に現れるコタロー。 「あの店は5歳の子どもがひとりで行っちゃダメなところ」と諭す狩野と美月だが…? なんとコタローは、アパートの契約更新が迫った美月が引っ越していなくなってしまうのではないかと不安になり、一緒にいられる方法を探っていたのだ! その気持ちをうれしく思った美月は、引っ越さずにこれからもずっと一緒にいると約束する。 そんな中、何度別れを切り出しても認めずに付きまとう元カレのことで密かに悩んでいた美月が、あるトラブルに見舞われてしまう。 誰にもバレないよう隠し通そうとする美月だが、コタローだけはすべてお見通しで…!? 大好きな美月を守るため、コタローはけなげな決断を下す――!