小吉の兄。信濃や越後の代官を勤めた超エリート。 優等生過ぎて、子どもの時から親に叱られたことがなく、父が小吉の方に愛情を注いでいるのを、寂しく思うこともあった。 お信にも小吉にもガミガミと小言を言うが、内心では、小吉の自由闊達な生き方を羨んでいる。