広告代理店で念願の営業部に異動した佐藤楓（紺野彩夏）は、なぜか冷たい先輩・溝口（川島如恵留）のプレッシャーと戦いつつ残業していたが、うっかり閉め出されてしまう。憧れの先輩・塩谷（藤井流星）が偶然現れるも、彼もカードキーを持っておらず、近くの自宅に一緒に取りに行くことに。帰宅途中、突然のゲリラ豪雨でずぶ濡れになった楓に、塩谷は泊っていくことを提案。 「何もしないって信じてほしいから」塩谷は麻紐を取り出し「これで、俺の腕縛って」と囁いた。…楓は戸惑いながらも両腕を縛っていく。 その矢先、突如帰宅したのは塩谷の同期でシェアメイトの溝口だった。 溝口だけにはバレたくない楓は、咄嗟に塩谷と一緒にクローゼットの中に身を潜めた…。憧れの先輩がこんなに近くに！密着し、思わず声をあげてしまいそうになる楓の目前に塩谷の唇が迫る！？
会社を閉め出されたことがきっかけで、憧れの先輩・塩谷大輔（藤井流星）と一夜を過ごした佐藤楓（紺野彩夏）。昨夜の出来事は現実なのか……。戸惑いながら塩谷のベッドで目覚めるが、あまりにも冷静な塩谷を前に拍子抜けした楓は昨夜のキスを夢だと思いこむ。さらに塩谷から突然「もう佐藤さんに関わらないようにするから」と告げられ落ち込む楓。 しかし、塩谷の家に下着を忘れていたことに気づいて意を決し回収に向かうが、またもや溝口悟（川島如恵留）が帰宅。焦る楓を見て塩谷は浴室に飛び込み、シャワーでびしょ濡れになりながら隠そうとする。「バレてないと良いんですけど……」とつぶやく楓に「溝口のこと好きなんじゃないの？」と返す塩谷。営業部の飲み会の後、介抱され急接近する溝口と楓。動き出した三人の関係から目が離せない。
営業部の飲み会の後、溝口（川島如恵留）に介抱してもらい打ち解け、酔った勢いで塩谷（藤井流星）に電話をかけた楓（紺野彩夏）。楓を家まで送り帰宅しようとする塩谷の手を引き「行っちゃだめです！」と唇をキスでふさいだ。 翌朝、隣に寝ている塩谷に驚きながらもついに想いを打ち明けるが、俯きながら立ち去る塩谷にモヤモヤが止まらない楓…。 そんな楓を見かねた溝口が授けてくれた「とっておきの作戦」で塩谷をデートに誘うと速攻でOKの返事が！「絶対に返事をもらう！」という意気込みで水族館デートに行くも結局何も聞けなかった楓は帰り道、意を決して塩谷の家へ行き「私って塩谷さんの何なのでしょうか？」と問いかける。そこで塩谷の衝撃の返答が！？ 一方で溝口は楓への誤解が解けるにつれ大きくなる、”ある思い”を感じていた……。塩谷、楓、溝口、揺れ動く三人の関係性とそれぞれの想いが交差していく……。
水族館デートの夜、塩谷（藤井流星）に「俺と付き合ってください」と正式に告白され有頂天の楓（紺野彩夏）。しかし仕事は相変わらずで、どれだけ探しても前任者からの資料が見つからず残業ばかり…。 そんな楓を気遣った溝口（川島如恵留）は、塩谷に楓をご飯につれていくよう提案し、自らは楓の仕事を肩代わりする。資料が意図的に引き継がれていないことに気付いた溝口は、楓のことを誤解していた過去の自分を責め、言い訳ひとつしない真っすぐな楓に惹かれていく。そして前任の臼田（我妻三輪子）に事情を聞くが……。 一方楓は、溝口から大学時代の塩谷が「爆モテ」で様々な女の子を“その気”にさせていたと衝撃の事実を知らされ、「勘違いするなよ」と諭される。さらに塩谷の大学時代にある女性の影が…楓の知らない塩谷の一面が明らかになっていく……。
「佐藤さんの事も、食べさせて…」という塩谷（藤井流星）の甘いセリフが忘れられず、職場でもニヤニヤが漏れ出てしまう楓（紺野彩夏）。そんな楓に神妙な顔で近づいてきた溝口（川島如恵留）は「俺の家に来い」と言い放つ。 驚きながら家に行くと、ルームシェアをしている塩谷も同席しており、臼田（我妻三輪子）の引継ぎ資料に明らかな不備があり、意図的に楓の仕事を妨害していると告げられる。 会社への報告を提案する溝口に楓は、「臼田の真意を確かめないと本当の解決にはならない。会社任せじゃなく自分で話したい」と訴え、そのまっすぐさに心が揺れる溝口。 そんな溝口を見た塩谷は「溝口が触ったとこ、消毒しないと」と囁き、楓が触れられた場所にキスを重ねていく……。 一方、会社に向かった溝口は新たに改ざんされた契約書を目の当たりにし……。 楓に急接近する溝口に、塩谷の想いは……。
楓（紺野彩夏）は、業務を意図的に妨害していた臼田（我妻三輪子）の真意を聞き出すため呼び出す。そこで臼田は、同期でかつて総務部で楓の先輩だった織部（佐津川愛美）を楓が退職に追いやったと迫るが、密かに一部始終を聞いていた塩谷（藤井流星）が部屋に飛び込み、「織部さんを辞めさせたのは俺です」と衝撃の告白。 一緒にいた溝口（川島如恵留）も動揺を隠せない。 さらに総務部時代の楓と塩谷の真実が明らかになり、楓は涙が止まらない…。 全てが終わった夜、臼田の言葉を鵜呑みにして楓に辛く当たっていたことを謝罪する溝口。そしてついに、胸に秘めていた気持ちを解き放ってしまう…！？ 塩谷、楓、溝口、それぞれの想いが交差し、物語は新たな局面を迎える！
