慶應2年1月――鎌切大作(前田拳太郎)は深草丘十郎(奥智哉)を守るため、夜な夜なひそかに長州藩士を斬り続けていた。 その頃、新選組幹部たちはいつになったら第二次長州征伐に出動できるのか気をもんでいた。新選組は長州征伐に向けての会合に加わらせてもらえず、詳細な情報が入って来ないままだったが、どうやら幕府は薩摩藩から出兵の返事を引き延ばされているようだった。 これほどまでに武勲を立てても新選組はなぜ政治から外されるのか…!? 伊東甲子太郎(駒木根葵汰)は、新選組内部に長州側の間者がまぎれこんでいるという疑いが払しょくできていないからではないかと指摘する。 そんな中、丘十郎は坂本龍馬(佐藤流司)の家を訪ねる。しかし、その行動が疑惑を招き、最悪の展開に…!? そして…龍馬の仲立ちで、ついに時代が動いてーー!