博文と美栄子の出会いから、様々な苦難を乗り越えて結婚するまでを描く。
美栄子の妊娠から出産、千鶴の幼少期までを描く。美栄子は耳の聞こえない自分が子供を産んできちんと育てられるかどうか、不安な気持ちに駆られる。
千鶴の幼少期のエピソードから博文の転勤話と仙台への引越し、千鶴の小学校入学時までを描く。
仙台から東京に戻ってきた野辺家。小学校3年生になった千鶴の恋と、博文が仕事で苦難に立ち向かう姿を中心に描く。
千鶴は小学校6年生になり反抗期に。コミュニケーションが上手く取れずに悩む美栄子の心の葛藤とそれを支える博文。また博文はあるきっかけから「もし自分が今、急に亡くなったら」と漠然とした心の不安を抱える。そしてあるきっかけから聴力回復の可能性を知った美栄子の取るべき道とは…。