律(柳俊太郎)は、じゅん(栗山千明)への関心が、唇を重ねたことによって高まっていた。しかし「どんな感情もじっとしていれば通り過ぎる」と、自身の気持ちを押し殺していた。そんな律の真意を知らないじゅんは、切なさを募らせていくのだった。一方で、そんな二人と暮らすらんも、じゅんに律を奪われてしまうのではないかという不安に駆り立てられ、3人の関係はますます混沌としていく。
律はなぜじゅんとらんの間で悩み、揺れ動くのか。時は律の幼少期に遡り、その理由が徐々に解き明かされていく。実は律にもまた、過去に母親に植え付けられた傷があったのだった…。
Ritsu's interest in Jun has increased since they kissed. However, he suppressed his feelings, making Jun sad. On the other hand, Ran, who lives with these two, is driven by anxiety that Jun will take Ritsu away from her, and the relationship between the three becomes increasingly chaotic. Why is Ritsu worried and wavering between Jun and Ran? Time goes back to Ritsu's childhood, and the reason for this is revealed.