ある日の中川家。夕食を囲む良雄(尾美としのり)、圭子(三浦理恵子)、ゆみ(平祐奈)の家族3人。ふと、今日も“一人”を満喫してるであろう、兄の桑野信介(阿部寛)を思う。月日は経っても変わらず独身を謳歌し、我が道を往く信介の言動の数々を思い出し…。しかし、月日が経ち変わってしまったものもあった。「月日ってのは、残酷なもんだ」と良雄がつぶやいた、それは…。そして、信介の周りでまた、嵐の予感が…。