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日曜画家

竹村家の家長・天洲は平日は会社に勤め、休日は家で絵を描いている「日曜画家」。かつては新聞の挿絵も描いたことがあったが、今はお金になる絵をまったく描いていないため、妻・登志を苛立たせていた。 竹村家の心もようはお歯黒姿。ただ天洲の心の中だけは芸術家だけにとても特殊で、様々な図形で表されている。 これが才能なのだと七瀬は思う。ふと、自分のことだけは「雪」のイメージになっているのを見た七瀬は少し天洲に好感をもつ。 こうして日ごと七瀬は天洲への気持ちを募らせていく。七瀬は自分でも人を好きになれることに喜びを抱くのだった。 ある日、天洲の会社の若い女性・里子と美佐がアトリエ見学にやってきた。 見れば、美佐も図形にならない。実は天洲は里子にも美佐にも手を出していた。自分のものにして飽きたら捨てる。すると彼の中で女の姿は図形になる。天洲はそんなことを繰り返していたのだ。 「誰かを好きになるのは……辞めよう」そう決意して、七瀬は竹村家を後にした。

English 日本語
  • Originally Aired February 23, 2012
  • Runtime 30 minutes
  • Network MBS
  • Created March 7, 2012 by
    Administrator admin
  • Modified March 7, 2012 by
    Administrator admin