2125年。人類が火星に入植して40年。火星生まれのリリ(スリ・リン)は、火星を統治する組織ISDAの地球帰還計画に参加し、母タキマ(宮沢りえ)や恋人アオト(菅田将暉)が住む地球に移住しようとしていた。しかし帰還便に乗る直前にリリは突然拉致されてしまう。一方、22年前に謎の物体が地球で引き起こした超常現象を研究するカワナベ(吉岡秀隆)は、火星にも同じ物体があると信じ各地を探索していた。
リリ(スリ・リン)を拉致したのは地球帰還計画に反対する人々だった。リリは帰還計画に隠された恐ろしい秘密を知ってしまう。一方、火星で見つかった「物体」には膨大なエネルギーが内包されていることが判明する。なんとしても火星と地球、両方の物体を手に入れたいISDAは、カワナベ(吉岡秀隆)のかつての同僚の息子・アオト(菅田将暉)に、22年前に地球で行方不明になった物体を探すように命令する。
解放されたリリ(スリ・リン)は地球帰還計画の秘密を火星住民に暴露する。激昂する住民たち。リリはその恐ろしい計画の首謀者が母タキマ(宮沢りえ)なのではと疑っていた。一方でISDAは、警察や軍まで総動員して物体を確保しようと試みる。アオト(菅田将暉)の協力で物体の驚くべき機能を発見したカワナベ(吉岡秀隆)たちは、その力を利用して事態の収拾を試みる。混乱の中で複雑に絡み合った真実が明らかとなっていく。