一輝とカゲロウの激しい戦いが続いていた。 大二の体内でカゲロウが生まれたのは一輝のせいだ、 大二にとって、嫉妬の対象である兄が目の前で 仮面ライダーとして活躍する様は耐えがたかったのだ、 と言い放つカゲロウ。 一輝はショックを受けつつも、何度も大二に呼びかけるが 応答はない。 「しつこいな。大二はもういないって言っただろ」 カゲロウの言葉が冷たく響くばかりだ。 一輝は、それでも大二を 信じることができるのだろうか。 信じて戦った先で待っているのは 希望か、それとも絶望か。 極限の状況の中で、兄と弟の絆が試されるー。
Name | Type | Role | |
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Hanta Kinoshita | Writer | ||
Koichi Sakamoto | Director |