ユネスコの無形文化遺産に登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」。 9世紀、八坂神社の祭礼として始められた行事は、いまや世界の人びとを惹きつける祭となりました。7月1日から1か月繰り広げられる祭の最大の山場は、17日と24日の山鉾巡行。今回の『 京都画報 』は、その山鉾巡行を陰で支える人びとに焦点を当てます。 「動く美術館」と称される山鉾の懸装品を制作、修復する職人や、鉾建て・山建て、山・鉾の巡行にも従事する手伝い方(てったいかた)の人びと。さらに祭の参加者のお世話をする方々、そして巡行の核ともいえる“風流(ふりゅう)”を体現する棒振り囃子の踊り手まで…。汲めども尽きぬ、祇園祭の奥深さ、そして町衆たちの祭にかける熱い思いを紹介します。