初めて6年生の担任になった25歳の真矢(天海祐希)は、教育に対する夢と希望を胸にやる気満々。だが、保護者の圧力、カリュキュラムなど公立校の教育を巡る環境は厳しく、真矢は持ち前の純粋さと完璧主義が逆に災いし、壁にぶち当たる。苦悩する真矢の心の支えとなったのは、サラリーマンをしている恋人・富塚保彦(生瀬勝久)の存在。まもなく、真矢は、憧れの教師の心を独占したい生徒・池内愛(後藤果萌)の罠にはまり、学校を追われることとなる。その後、保彦と結婚した真矢は、一人息子の翔(武井証)をもうけて、母として妻として幸せな日々を送る。やがて、翔が5歳になった時…