橘真琴(江角マキコ)は、おむすびカフェ「おむす美」を経営する社長で、カフェのニューヨーク進出を目論むバリバリのキャリアウーマン。そんな真琴は、40にして、シュレッダー会社の社長秘書・森福三四郎(沢村一樹)のもとへ嫁ぐことに。3歳年下の三四郎は従順な、まさに「嫁の尻に敷かれる」タイプの男。そして、森福家との初対面の日ー真琴は三四郎の父・大三郎(伊東四朗)、母・千代子(野際陽子)、姉・小百合(浅田美代子)、姪・みちる(片瀬那奈)に温かく迎えられたのだが、それは古くからのしきたりを重んじる姑・千代子との壮絶なバトルの幕開けだった…。真琴と三四郎に与えられた離れは、2人の出張中に真琴の希望通りにリフォームされているはずが…千代子の指示で、神棚と床の間がしつらえられた純和風の和室に!さらに、結納は省略して、ニューヨークで挙式を、という真琴の希望も、千代子に一刀両断され、2人は早速、真っ向から対立。結局、しぶしぶ結納は勿論、日本での披露宴も行うことに。真琴は、人気ミステリー作家で女手一つで真琴を育ててきた母・深雪(野際陽子・2役)から、自分で選んだ道なのだから泣き言は言うなとたしなめられる。しかし、披露宴の招待状の宛名書きを、深雪の秘書の城之内竜太(佐野史郎)に依頼したことが、またもや千代子の怒りを買ってしまい…。