朝田龍太郎(坂口憲二)と同時進行で桜井修三(平幹二朗)のオペを行える脳外科医がみつかった。アメリカの医師のマイク・ボールドウィン(Don J)で、オペは可能だが2年先でしかも莫大な金額がかかるとの返事に、朝田たちは別の医師を探すことにする。 L&P病院の顧問室に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。さほど難しいオペではないが、親会社の副社長の息子であるため万全を期してのためだった。 同じころ、桜井総合病院の朝田を訪ねてきた岡村征(高橋克典)は、古い知り合いであるマイクにひと月後に桜井のオペを引き受けさせたことを告げる。朝田がL&P病院へ移るのが交換条件だという岡村に朝田は…。 L&P病院に急患で妊婦の桐山恵美が運ばれてきた。難しい症例であることから受け入れを断ろうとする木原毅彦(池田鉄洋)を制し、岡村は強引に受け入れるように指示を出す。 野口が見守る中、加藤、伊集院、荒瀬による将のオペが始まった。その時、恵美の容態が急変した。岡村はオペ室に運ぶよう指示を出すと、オペ室の伊集院に恵美のオペに回るように訴える。しかし伊集院は手が離せない状態であるうえに、野口の猛抗議にあう。せめて母体だけでも助けようと木原がオペを申し出るが、岡村は母子共に助けると言い張り朝田を呼ぶために桜井総合病院へ走る。