何でも母親にしてもらい、自分の体を動かすのも嫌がる六助というものぐさな男を何とかしてくれと、新右エ門さんに頼まれてしまいます。一計を案じた一休は、和尚様のお仕置きだと、千切ってはいけないこよりで指をしばって六助の家にころがりこみました。「何もしてはいけない」一休さんと「何もしない」六助の奇妙ながまん比べがはじまりました。