「この子のために~命をつなぐ特別養子縁組~」 昭和62年に、特別養子縁組制度が新設されてから、数多くの家族が生まれてきた。 我が子を養子に出さざるを得ない母親、他人の子供でも育てたい夫婦。それぞれの願いによって新たな家族が出会う瞬間をカメラが優しい眼差しで見つめる。そして、生みの親の存在を告知された女性が苦難を乗り越えて奇跡的に母親と再会を果たす物語。 「家族の在り方」とはどのようなものかを問われる名作。 「鳥越俊太郎 医療の現場!密着4年半!新生児集中治療室 小さな命を救いたい」 近年、分娩管理技術の進化や高齢出産の増加により、早産や先天性疾患を抱える赤ちゃんの数は増えていて、NICU(新生児集中治療室)の必要性が高まっている。そんな中、先進的な取り組みを行う神奈川県立こども医療センターに4年半にわたり密着。生まれる前から心臓病の手術が決まっていた赤ちゃん、500gにも満たない体重で生まれてきた赤ちゃんなど、小さな命を守る医師達の活躍を描く。 一方、そんな医師達が抱える医師不足の現状にもメスを入れて、NICUの今に迫る。