「この湯気!」選手の体から立ち上がる蒸気を見て実況アナは思わず叫んだ。今も語り継がれる87年の“雪の早明戦”。積雪で足元はぬかるみ、泥だらけで死力を尽くす選手たち。「走」の早稲田vs「力」の明治…対照的なラグビー哲学。スーパー1年生の躍動!そして、ロスタイム6分半の激闘…勝敗を超えた“信念”の選択に6万人超の大観衆は胸を打たれた。100戦目を迎える伝統の早明戦。その魅力を体現する伝説の死闘が蘇る!