真珠、プレッツェル、ベニスのゴンドラを特集する。アコヤ貝から真珠を育て上げる技術を100年前に開発したミキモト。様々な要因で採取が難しくなっているが、この技術は今日も使われている。プレッツェルは、その昔、手作業でひねられていた。米国でメジャーになった今では、機械でひねりを加えているが、そのレシピは変わらずに伝統を受け継いでいる。ヴェネチアのゴンドラは、製造に丸1年、船頭の養成には2年もの歳月がかかるという。280本の木を使って作られ、都市の浅瀬に対応するために形を変えてきたゴンドラの製造過程と、船頭のオールの操縦技術に迫る。