公演前夜、みね子(有村架純)らあかね坂商店街総出の赤飯作りが始まる。警備員600人分の弁当を用意するため、柏木堂の親子と福翠楼の夫婦、あかね荘の住人たち、さらには宗男(峯田和伸)がすずふり亭に集まる。米が蒸し上がるのを待つ間、省吾(佐々木蔵之介)が宗男に「戦争中はどこにいたのか」と尋ねる。宗男はそこでみね子も知らなかった戦争体験を語ることに。それはビートルズへの思いにつながるものだった。