鳴海の父。男子厨房(ちゅうぼう)入らず、稼いだ金は俺の金、女性は結婚するのが幸せ、を地で行く昭和の頑固オヤジ。だが、昭和時代の価値観に従って生きてきただけで本人に悪気はない。2年前に定年退職し、自宅警備員をするだけの「家の置き物」状態だったが、那須田の新しい価値観に触れ、少しずつ変わっていく。