火の鳥を求めて、ヤマタイ国の兵が再び火の山に押し寄せる。そこには、弓の名手・弓彦の姿もあった。猿田彦と対峙する弓彦。しかし、勝負はつかない。猿田彦は弓彦に、火の鳥を仕留めたときにはナギに譲るように頼む。火の山が火を噴くなか、弓彦は火の鳥を仕留めるが、ヒミコは生き血を飲む間もなく命を落とす。ナギと猿田は騎馬の民に捕らえられ、グズリとヒナクは火の山の深い縦穴の中に閉じこめられてしまう。